10月 02, 2019 17:45 Asia/Tokyo
  • イエメン武装軍のヤフヤー・アルサリーア報道官
    イエメン武装軍のヤフヤー・アルサリーア報道官

イエメン武装軍のヤフヤー・アルサリーア報道官が、サウジアラビア南部で展開した第2次作戦の詳細を説明し、「敵方から数か月分に相当する武器などの戦利品を押収した」と述べました。

アルアーラム・チャンネルによりますと、同報道官は1日火曜、記者会見でイエメン南部で行われた作戦の成果について、「今回の作戦の中で少なくとも200人のサウジ侵略軍の兵士が死傷した」としました。

また、「これまで2段階の作戦において、無人機部隊が敵方の基地や軍備、拠点を標的とした37の作戦を実行した」と述べ、「イエメン軍は、兵器庫や武器、軍需物資を含むサウジ軍の駐屯地3カ所を占領することに成功した」と説明しました。

そして、「サウジ軍は過去3年間の紛争で獲得してきた全ての地域を、わずか10日間で失った」と成果を強調しました。

サウジアラビアは、米国やアラブ首長国連邦などの支援を背景に2015年3月からイエメンを軍事攻撃し、全面的に封鎖しています。

この戦争で、イエメンではこれまでに1万6000人以上が死亡、数万人が負傷、ほか数百万人が住む家を失っています。

サウジアラビアとその同盟国は、イエメン市民の頑強な抵抗により、これまでサウジアラビア寄りのハーディ元イエメン大統領の政権復帰という目的を達成できないままとなっています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://www.youtube.com/

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283 

タグ