韓国外相が在ソウル日本大使館で安倍氏弔問
7月 11, 2022 15:32 Asia/Tokyo
韓国のパク・ジン外相が、日本の安倍晋三元首相の死去を受け、在ソウル日本大使館を弔問に訪れました。
韓国・ヨンハプ通信によりますと、パク・ジン外相は11日月曜、安倍元首相の急死を受け、ソウルの日本大使館公報文化院に設けられた焼香所を弔問しています。
パク氏は記者団に対し、「過去に韓日国会議員間の親善活動の場で安倍氏に会ったことがある」とし、「今回、日本訪問が実現していれば、安倍元首相に会って良い助言をもらおうと思っていた」と語りました。
日韓両政府はパク外相の6月の訪日を調整したものの、見送っていました。
パク氏は「安倍元首相が銃撃され、亡くなったことに衝撃を受けた」とし、芳名録に「日本の憲政史上最も長く首相を務め、日本の政治史に大きな足跡を残した安倍晋三元首相を失った遺族と日本国民に深い哀悼と慰労の意を表す」と記したことを伝えました。
また「韓日両国は民主主義と市場経済を共有する非常に重要な協力パートナー。韓日関係の回復がわれわれの共同利益に合致すると信じ、関係改善に努めていく」と強調しています。
なお、韓国のユン大統領がこれに先立ち、安倍元首相が銃撃を受けて死去した今月8日、昭恵夫人に弔電を送り、「日本の憲政史上、最長政権の首相であり、尊敬される政治家を失った遺族と日本の国民に哀悼とお悔やみをお伝えする」としています。