大韓航空機、比セブ島でオーバーラン
10月 24, 2022 20:20 Asia/Tokyo
フィリピンのセブ国際空港で、乗客乗員173人が乗った大韓航空の旅客機が着陸の際に滑走路をオーバーランする事故が発生しました。
フランス通信が、当局の24日月曜の発表として報じたところによりますと、フィリピン・セブのマクタン・セブ国際空港で現地時間23日日曜午後11時すぎ、大韓航空(KAL/KL)のソウル(仁川)発セブ行きKE631便(エアバスA330-300型機、登録記号HL7525)が滑走路をオーバーランし、大破しました。
KE631便の運航スケジュールは定刻でソウル午後6時35分発、セブ午後10時着でしたが、悪天候で着陸を2回やり直しており、3回目に着陸した後にオーバーランしました。
現地報道などによりますと、この事故により複数の軽傷者が出ており、軽傷者は空港のクリニックで治療を受けたということです。
また、この事故発生を受け、空港は閉鎖されました。
セブ空港の幹部は、現地時間25日火曜午前0時まで空港を閉鎖するとしており、当局は同日中の再開を目指しているということです。
大韓航空のウ・ギボン社長は今回の事故について謝罪し、比韓両国当局による「徹底調査」を約束しました。
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