アフガンは今なお世界最大の麻薬生産国
12月 14, 2022 14:43 Asia/Tokyo
アフガニスタンでタリバン政権が麻薬の栽培・生産を禁止する命令を発令してから8か月が経過していますが、それにも拘らず同国は依然として世界最大の麻薬生産国となっています。
アフガンは、世界最大のアヘン生産国の 1 つです。
また同国では 400 万人以上が麻薬中毒者であり、50 万人以上が麻薬の栽培、取引、密輸に関与しています。
IRIB通信が、アフガニスタン・カーブルから報じたところによりますと、カーブル市内の通り沿いでは、多数の麻薬中毒者がアヘンを摂取している様子が見られます。
これらの人の一部はIRIB通信に対し、麻薬の価格は過去数ヶ月に比べて2倍に上昇しており、また麻薬の栽培、取引の禁止令が出ているにも拘らず、麻薬は簡単に入手できる、としています。
アフガンでは、8ヶ月月前にタリバン政権が麻薬の栽培、生産、密売を禁止しましたが、数週間前に駐在アフガン国連代表部は、同国が依然として世界のアヘン生産量の 85% を占めている、と発表しました。