12月 19, 2022 17:19 Asia/Tokyo
  • 北朝鮮のミサイル発射
    北朝鮮のミサイル発射

韓国与党の非常事態対策委員会の鄭鎮碩委員長が、北朝鮮は2022年に実施したミサイル発射に約5億3900万ドル(約734億円)を費やしたことを明らかにしました。

ミサイル

 

韓国ヨンハプ通信によりますと、鄭氏は19日月曜、「このミサイル発射に関わる資金で北朝鮮の全人民を2カ月間養うことができる」としています。

また、北朝鮮による挑発行為は「米韓同盟を破壊させるためのものだ」とし、「核弾頭と中距離弾道ミサイルで最終的に米軍を朝鮮半島から追い出すという戦略的策略だ」との見解を示した上で、「北朝鮮の挑発行為は年末から年明けにかけて続くだろう」と述べました。

そして、ミサイル発射や核開発計画に関する北朝鮮の挑発行為に対して明確な対抗措置、特に米国の戦術核兵器を朝鮮半島に配備して対応すべきであるとの考えを示しています。

さらに、「韓国と米国はNATO北大西洋条約機構加盟国の慣例に基づき、核戦力の共同管理を確立することができる」との見方を示しました。

北朝鮮は18日日曜、偵察衛星の開発に関連する試験を実施し、2023年4月までにその開発を完了させると明らかにしました。

一方で、韓国と日本は同日、北朝鮮が日本海に向けて中距離弾道ミサイル2発を発射したと発表しています。

 


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