中国浙江省の1日の新規感染者は100万人、年明けには倍増の可能性
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中国でのコロナ
中国浙江省で、1日当たりの新型コロナウイルス感染者が約100万人に達し、年明けには倍増する可能性が高くなっています。
ロイター通信が北京から報じたところによりますと、上海に近い中国の大工業地帯である浙江省は25日日曜、コロナ新規感染者が毎日100万人近くに上っており、その数は今後倍増すると見込まれると発表しました。
人口6540万人の浙江省は、無症状患者を含むコロナ感染者の急増を予想している数少ない地域の1つとなっています。
同省政府は声明で「浙江省では元日の頃に感染がさらに拡大し、1日当たりの新規感染者は最大で200万人になる」との見通しを示しました。
このほか、中国山東省青島市と広東省東莞市では最近、新規感染者がそれぞれ1日数万人と推定されており、無症状患者を除いた全国の新規感染者数をはるかに上回っています。
中国国営メディアによりますと、国内の医療システムは大きな負担を強いられており、職員は病気でも働くよう求められ、農村部では退職した医療従事者が再雇用されているという事態に至っています。
加えて、1月の旧正月(春節)には多くの人々が帰省するため、医療がさらに逼迫するとみられます。
中国では、ゼロコロナ政策の解除で全国的に感染者が急増しているにもかかわらず、中国疾病対策予防センター(中国CDC)によると、中国本土では今月24日までの5日間で感染による死者は報告されていません。
一方で、中国国家衛生委員会は、25日から新型コロナの日次の感染者数の公表を停止すると発表しました。
中国政府関係者が、ゼロ・コロナ政策による一連の規制を早急に解除したことから、同国内で様々なコロナ変異株の感染が拡大しています。
中国でのコロナ規制は、今月7日の市民らの大規模な抗議により解除されました。
一部専門家は、中国で今後数ヶ月以内にコロナによる死亡者数が100万人に達し、この状況は世界経済をも脅かす可能性があると予想しています。


