急速な高齢化;東アジア諸国の遭遇する大問題
4月 03, 2023 18:40 Asia/Tokyo
東アジアや太平洋諸国において、急速な高齢化が大きな問題のひとつとなっています。
イルナー通信が3日月曜伝えたところによりますと、世界銀行が発表した「世界経済見通し」で、東アジア・太平洋地域では65歳以上が人口に占める割合が7%から14%に増加したと報告されました。
それによると、マレーシアでは高齢化が急速に進み、2035年までには人口の15%を60歳以上が占める高齢社会になると予測されています。
高齢化は労働人口の減少、失業、医療・社会保険の財源圧迫などの原因となります。
高齢化は、世界最大の人口を抱える東アジア地域にとって、「巨大で差し迫った問題」となっています。
各種統計によると、アジアの60歳以上の人口は2050年までに4倍となり12億人に達すると予想されています。この数は、アメリカとヨーロッパの高齢者を合わせた数のおよそ4倍になります。