インドでアフリカから移送のチーターが死亡、1か月で2頭目 

インドの野生動物当局はこのほど、南アフリカからもらい受けたチーター1頭が死んだと明らかにしました。

フランス通信が２５日火曜、報じたところによりますと、インドでは先月にも、アフリカから移送されたチーターが1頭死んでおり、この１ヶ月で２匹目が死亡したことになります。

インドにはかつて、アジアチーターが生息していましたが、1947年を最後に目撃されなくなり、52年に絶滅が宣言されていました。

これを受けて、2020年に最高裁判所がチーターの再導入を認める判断を下して以来、南アフリカから12頭、ナミビアから8頭が移送されていました。

なお、アジアチーターは、イランでは２０１０年には約１００頭が生息すると推定されていましたが、昨年１月にはイラン環境省高官が、国内に生息するのは１０頭余りだと表明しています。

このため、イランでは国内に生息するアジアチーターの数を増やす努力がなされています。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。