Pars Today

ロシア中央銀行のクセニヤ・ユダエヴァ第一副総裁は、第2回ユーラシア経済フォーラムで、中国の人民元がグローバルな通貨に変貌しつつあると述べました。

ユダエヴァ氏はこの中で、国際貿易における人民元のシェアは現段階では大きくはないものの、最近は人民元の国際化のプロセスが活発化しており、特にブラジルやアルゼンチンなどの中南米諸国や、サウジアラビアなどの西アジア諸国から、決済に人民元を採用する動きが出てきていると強調しました。

また、最近の統計でも中国の中央銀行である人民銀行と新興国の中央銀行との間で、人民元スワップの利用が増えていると指摘し、人民元がグローバル通貨への道をたどっているとしました。

ユダエヴァ氏が出席したユーラシア経済フォーラムは、ロシアが主導するユーラシア経済連合の会議で、昨年から始まりました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。