アゼルバイジャンで非同盟諸国外相会議が開始、イラン外相も出席
7月 05, 2023 20:04 Asia/Tokyo
非同盟運動の参加諸国による外相会議が5日水曜午前、アゼルバイジャンの首都バクーにおいて、イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相も出席する中、開幕しました。
非同盟運動は、冷戦中の1961年に当時のユーゴスラビアの首都ベオグラードで設立された国際組織です。非同盟運動は現在、正式参加が120カ国、オブザーバー参加が21カ国であり、合わせると国連加盟国の3分の2以上、世界人口の55%を占めることになります。
非同盟諸国外相会議は、5日から6日木曜にかけてバクーで開催されます。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は、ツイッターで非同盟運動について、「この運動は、加盟国の多様性を考慮していることで、世界規模の新たな問題の解決に向けた多極主義や意思統一の強化において、特別な可能性能力を秘めている」と説明しています。
同外相は5日、非同盟諸国外相会議に出席する傍らで、アゼルバイジャンのアリエフ大統領、トルコのフィダン外相、ニカラグアのモンカダ外相との会談も行いました。