7月 25, 2023 20:48 Asia/Tokyo
  • 中国外務省の毛寧報道官
    中国外務省の毛寧報道官

日本の井野防衛副大臣が紛争勃発時の台湾支援について語ったことをめぐり、中国はこれを日本による内政への乱暴な干渉だとして非難しました。

台湾は1949年より、中国本土から独立したかたちで統治されてきました。しかし、中国政府は台湾を自国の一部とみなしており、一方で、台湾自身は自治国家であると主張しています。

中国は、各国が台湾といかなる公式の接触を持つことにも反対し、台湾に対する自国の主権は否定の余地がないとしています。

中国は25日火曜、日本の当局者が台湾への支援の可能性について語ったことを受けて、自国への明白な内政干渉だと非難しました。

ロシアのスプートニク通信によりますと、日本の井野俊郎防衛副大臣は先日、イギリスメディアとのインタビューで、中国が台湾に対して武力行使を行った場合、日本は台湾に何らかの支援を提供する可能性が高いと述べました。

中国外務省の毛寧報道官はこれを受けて、「日本の防衛部門の現職高官が国際関係の基本準則と中日間の四つの政治文書の原則を顧みず、中国の内政に乱暴に干渉し、中日関係の政治的基礎を損なったことに対して、中国は強い不満を抱くとともに断固反対し、既に日本側に厳正な抗議を申し入れている」と述べました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ