香港が、米の矛盾した行動を強く批判
6月 02, 2020 18:30 Asia/Tokyo
-
キャリー・ラム長官
香港のキャリー・ラム行政長官が、アメリカと香港の抗議に対するアメリカ当局の二重基準を批判しました。
ファールス通信によりますと、キャリー・ラム長官は記者会見でアメリカを揶揄し、「アメリカは自らの国の治安を危惧しているが、香港の治安になると、彼らの眼鏡は真っ暗になる。我々は、アメリカでは州政府により抗議行動がどのように管理されているかを目の当たりにしている。そこで、アメリカが香港での似たような騒乱に対しとった立場とを比較してもらいたい」と語っています。
トランプ米大統領は最近、中国全人代で香港国家安全法の導入方針が可決されたことに反応し、香港に対する通商・旅行関係の特別措置を廃止しました。
先月28日、中国全人代は香港で反体制的な言動を取り締まる「国家安全法制」の導入に関する決定を可決しました。
香港では昨年1年を通して、中国の支配からの離脱および行政長官の解任をめぐる市民の騒乱や暴動が多発していました。
アメリカを初めとする西側諸国は、様々な方面から香港での騒乱を支持してきました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ