中国メディアが、米国による他国への干渉行為を批判
(last modified Wed, 03 Jun 2020 09:00:54 GMT )
6月 03, 2020 18:00 Asia/Tokyo
  • アメリカと中国の国旗
    アメリカと中国の国旗

中国のメディアが、アメリカ国内で最近起こっている抗議運動に対し、「これは米政府の他国に対する干渉や誤まった行動がもたらしたものだ」としました。

イルナー通信によりますと、中国の英字紙グローバルタイムズは3日水曜、「米国がウクライナ、イラン、シリアなど、世界の多くの国々、そして香港の内政に干渉しようとしていることは万人に明らかである」とする記事を掲載しました。

また、米国は他国での混乱、情勢不安に大きく関与していると指摘し、「米国は、自国での貧困、人種差別、国民の様々な階層の脆弱さなど多くの国内問題を理解していない」と伝えています。

中国の新聞・人民日報も報告の中で、国内問題を無視し他国の問題に干渉しているとして米政府高官を非難し、「米国の政治家や政府当局者は、矛盾表明を行う慢性病にかかっている。自国市民の抗議行動を外国勢力に関連付けようとしている」と批判しました。

先月25日、米ミネソタ州ミネアポリス市で、無抵抗の黒人男性が白人警官によって殺害された事件を受け、米全土で人種差別主義に抗議するデモが行なわれています。

 

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