中国、「米のウイグル人権法成立に対抗措置を講じる」
6月 18, 2020 18:07 Asia/Tokyo
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中国外務省
中国新疆ウイグル自治区での人権弾圧に対する制裁法案へのトランプ米大統領の署名、及びこれに伴う同法の成立を受け、中国外務省は18日木曜、米国に対抗措置を警告し、内政干渉の停止を求めました。
ロイター通信が18日、中国・北京から報じたところによりますと、中国外務省は声明を発表し、中国政府が対抗措置に出た場合、その結果はすべてアメリカが負うことになるとし、中国の国益を損なう行為の停止を求めています。
トランプ氏の法案署名を受け、中国外務省は声明を発表し、同法を新疆ウイグル自治区の人権を巡る状況を「中傷」するもので、中国に対する悪意のある攻撃だとして批判しました。
また、「直ちに誤りを正し、ウイグル関連法を利用して中国の国益に害を与えたり、中国の問題に干渉したりするのをやめるよう、改めて米国に求める」とし、「そうでなければ中国は断固とした対抗措置を取り、米国はあらゆる代償を払うことになる」としました。
その一方で中国外務省は、詳細には言及していません。
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