駐韓米大使が、物議の口ひげそり落とす 「マスク着用には暑すぎる」
7月 28, 2020 17:40 Asia/Tokyo
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韓国駐在のハリー・ハリス米大使
韓国駐在のハリー・ハリス米大使が、トレードマークだった口ひげをそり落としました。
米CNNによりますと、ハリス大使はこれについて、蒸し暑いソウルで口ひげの上にマスクを着けるのは不快だったと説明しています。ハリス大使の口ひげは、東条英機などかつて日本が朝鮮半島を占領した時代の日本人指導者に似ているとして、韓国で非難の的になっていました。
ハリス大使は、ソウル市内の理髪店で口ひげをそり落としてもらい、在韓米大使館の公式ツイッターに25日土曜、その時の動画を掲載しました。動画の中でハリス大使は、ソウルの夏は蒸し暑いと愚痴をこぼし、理髪店の椅子に座って口ひげを完全にそり落としてもらっていました。
同大使は後に自身のツイッターで、「こうしてよかった。私にとってはひげを残すかマスクをやめるかの選択だった。両方を取るには、ソウルの夏は蒸し暑すぎる」と語りました。
韓国は新型コロナウイルス対策として、国内でのマスク着用と検査、接触者の追跡を徹底させ、高く評価されています。
米ジョンズ・ホプキンス大学の統計によると、同国でこれまでに確認された感染者は1万4000人となり、このうち死者は299人にとどまっています。
ハリス大使は2018年に韓国に着任しましたが、口ひげを生やした風貌をめぐって、現地で批判の的になっていました。
ハリス大使は日本生まれで、母は日本人、父は米国人の海軍士官でした。
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