10月 10, 2020 14:15 Asia/Tokyo
  • 左からアゼルバイジャン、ロシア、アルメニア外相
    左からアゼルバイジャン、ロシア、アルメニア外相

ナゴルノ・カラバフをめぐり紛争中のアルメニアとアゼルバイジャンが、同地域での停戦に合意しました。

アルメニアとアゼルバイジャンの外相は、ロシアのプーチン大統領の呼びかけにより、9日金曜、ロシア・モスクワにてナゴルノ・カラバフでの衝突の終結に関して協議しました。

IRIB通信記者が、アルメニアの首都エレバンから報じたところによりますと、アルメニアのムナツァカニャン外相は同日夜、モスクワでの協議の終了に際して、「わが国とアゼルバイジャンはこの長時間の協議において、ナゴルノ・カラバフをめぐる紛争の停止を約束した」と語りました。

こうした中、ロシアのラブロフ外相はモスクワで行われた2カ国との3者協議終了後の声明において、「双方の合意に基づき、ナゴルノ・カラバフでは現地時間の10日正午から戦闘を停止する」と発表しました。

これまでに、イランを初めとする多数の国が、アルメニアとアゼルバイジャンの衝突停止と、対話の開始を求めていました。

先月27日、アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの実行支配地ナゴルノ・カラバフで、この両国による新たな衝突が発生し、双方の軍から多数の死者が出ています。

 

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