韓国、インフル予防接種続行を承認
10月 24, 2020 19:18 Asia/Tokyo
韓国の疾病管理庁KCDAが、インフルエンザ予防接種後に死亡した26人の検査結果を分析し、予防接種との直接の因果関係が認められなかったとして、予防接種キャンペーンの継続を承認しました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、23日午後1時時点での摂取後の死亡者36人のうち、2人は重大な疾患が判明してから死亡したとされています。
KCDAはこれらがあくまでも記録上の接種後の死亡者であり、予防接種との因果関係が確認されなかったことを強調しました。
例えば、高血圧と糖尿病のある74歳のインチョン(仁川)在住男性の遺体を解剖した結果、この男性の突然死の原因は動脈硬化性心疾患と判断されています。
韓国ワクチン協会はインフルエンザとコロナウイルスによる状況悪化を阻止すべく、予防接種キャンペーンの続行を求めました。
なお、韓国では24日土曜の時点でのインフルエンザ予防接種後の死亡者数が48人に増加しています。
チョン・ウンギョンKCDA長は、「毎日 公開している予防接種の異常反応の報告事例は、まだ 予防接種やワクチンとの関連性が明らかになっていない報告の統計だ」とし「予防接種が原因となって死亡した事例と誤認しないよう、慎重に解釈していただきたい。より一層 速やかに調査し、透明性をもって情報を公開する」と表明しました。
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