パキスタン首相、「米国の政策はバイデン氏が登場しても変化しない」
11月 14, 2020 21:39 Asia/Tokyo
パキスタンのイムラン・カーン首相は、「アフガニスタンに対する米国の政策は、バイデン氏が大統領に就任しても変わることはない」と述べました。
タスニーム通信によりますと、カーン首相は14日土曜、バイデン次期米大統領の政権とアフガニスタン政府との関係についての質問に応えて、「アフガニスタンに対する米国の政策は、何ら変わらないだろう」と述べました。
そして、「アフガニスタンはバイデン次期政権の主要問題ではない。バイデン氏にとっての主要な問題はイスラエル政権であり、バイデン氏がそれをどのように取り扱うかで手腕を見定めなくてはならない」と語りました。
カタール協定に基づき、米国はタリバンとの協定に基づき来年5月までにすべての兵力をアフガニスタンから撤退させることを約束しましたが、バイデン氏は米国大統領選挙の前に、すべての兵力をアフガニスタンから撤退させることを拒否して、大統領選に勝利した暁には、アフガニスタンに多数の兵力を残すことになるだろう、と語っていました。
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