アフガニスタンが、イランでアルカイダメンバーが殺害されたとするアメリカの新聞の主張を否定
11月 17, 2020 21:11 Asia/Tokyo
アフガニスタンは、テヘランで国際テロ組織アルカイダのナンバー2が殺害されたとする米国の新聞の主張を事実無根としました。
アフガニスタンのAVA通信(Afghanistan Voice Agency)によりますと、17日火曜、アフガニスタン外務次官は、国際テロ組織アルカイダの創設時からのメンバーであるアル‐メスリーとして知られるヘッサム・アブドゥルラウーフが同国ガズニ州でアフガニスタン治安部隊の作戦により殺害されているとして、米紙ニューヨークタイムズの主張を否定しました。
ニューヨークタイムズは、アルカイダのナンバー2が米国の支援を受けたシオニスト政権イスラエルの工作員によってテヘランで暗殺されたと主張しています。
一方で、イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、イランでのこのテロ組織のメンバーの存在を否定し、外国メディアに対し、「米国当局とシオニスト政権イスラエルによるハリウッドのシナリオの罠に陥らないように」と助言しました。
米国とシオニスト政権イスラエルは国家テロの象徴であり、テロ組織ISISやシリアで活動する反政府武装組織アル・ヌスラ戦線といった過激派イスラム思想のタクフィリー派を支援しており、これまでにパレスチナ、シリア、イラク、イエメンではイスラム教徒数千人が殺害されています。
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