11月 22, 2020 18:50 Asia/Tokyo
  • アルメニアで抗議が継続
    アルメニアで抗議が継続

アルメニア市民は、アルメニア、アゼルバイジャン、ロシアの3か国の政府間で署名したナゴルノ・カラバフ合意に再び抗議し、デモを行いました。

IRIB通信の22日日曜の報道によりますと、アルメニア市民は首都エレバンでナゴルノ・カラバフ合意に反対するデモを行い、同国のパシニャン首相の辞任を要求しました。

このデモにはアルメニアの元国会議長も参加しており、この行動でいったん逮捕されたもののその後釈放されています。

イェレヴァンでの抗議は、アルメニア政府とアゼルバイジャン政府が、両国が行っているナゴルノ・カラバフ地方での衝突を終結させるためにロシアが提示した和平案への署名に合意したときから始まりました。

この合意によりますと、アゼルバイジャンは、最近のアルメニア軍と自国軍との衝突で自国軍の手に渡ったナゴルノ・カラバフ地域内の地区の支配権を与えられることになります。

ナゴルノ・カラバフ和平合意は、ナゴルノ・カラバフ地方での完全停戦の実現と全ての暴力行為の解消のため、今月10日にロシア・モスクワで、アゼルバイジャンのアリエフ大統領、アルメニアのパシニャン首相、そしてロシアのプーチン大統領によって署名されました。 

ナゴルノ・カラバフ地域でのアゼルバイジャンとアルメニアの間の新たな衝突は、今年9月27日未明に再開され、両国側から数千人の死傷を出しました。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://urmedium.com/c/japaneseradio

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283

タグ