アフガン、「米の違法な要求に屈しない」
3月 08, 2021 20:30 Asia/Tokyo
アフガニスタン政府が、アメリカの違法な要求に決して屈しない構えを示しました。
タスニーム通信によりますと、アフガニスタンのアムルッラー・サレー第1副大統領は8日月曜、同国の首都カーブルにおいて、ガニ・アフガン大統領に宛てたブリンケン米国務長官の警告的な内容の書簡に反応し、「アフガン政府は決して、上から目線の命令的な和平を受諾せず、これに対抗する」と語っています。
また、「アフガン政府は決して、自国民の運命に関しては取引・妥協しない」と述べました。
さらに、「米国と西側が彼らの軍隊の先行きについてアフガン反体制組織のタリバンと協議する権利を持っているように、我々も、国民の運命について国益をもとに決定する権利を有する」としています。
そして、アメリカのハリルザド・アフガニスタン和平担当特別代表の新たな和平構想に触れ、これを恥ずべきものだとし、そのような文書には決して署名しない、と強調しました。
ブリンケン国務長官は、ガニ大統領に宛てた書簡の中で、タリバンと暫定政府または連立政権を形成するという米国政府による新しい計画に同意するように同大統領を脅迫しています。
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