ミャンマーで抗議行動が継続、数百人が死亡・行方不明
ミャンマーで、軍事クーデターに反対する抗議デモが続く中、OHCHR国連人権高等弁務官事務所のラヴィナ・シャムダサニ報道官が、「ミャンマーでは先月1日以来の騒乱の中で、これまでに数百人が行方不明となっている」としました。
IRIB通信によりますと、ラヴィナ・シャムダサニ報道官は報告の中で、「ミャンマー政府軍により通信網が遮断され、市民がインターネットを使用できなくなったことから、抗議行動での行方不明者の正確な数が把握しにくくなっている」と語っています。
国連は、ミャンマーでの抗議者の弾圧や逮捕拘束の強化に懸念を示しています。
複数の報告によりますと、抗議者とミャンマー軍との衝突で合計約130人が殺害され、2,150人以上が拘束されているということです。
先月1日の軍事クーデター以来、5400万人以上の人口を抱えるミャンマーの各都市で抗議運動が続いており、経済や政府の活動が麻痺しています。
ミャンマー軍は、軍事クーデターに対する広範な抗議を受けて、国内最大の都市であるヤンゴンで戒厳令を発令しました。
戒厳令に伴い、ミャンマー軍は今月14日、ヤンゴンを含む同国のさまざまな地域で少なくとも51人の抗議者を射殺しました。
今年2月1日、ミャンマー軍は、、いわゆる議会選挙での不正行為と称するものに抗議した形で、アウンサン・スー・チー国家顧問が率いる与党国民民主連合党に対してクーデターを行い、権力を掌握しています。
現在、アウンサン・スー・チー氏と他の数人のミャンマー当局者は自宅軟禁されています。
ミャンマー軍のこうした弾圧の一方で、2017年に同軍は同国西部ラカイン州で数千人のロヒンギャ族イスラム教徒を攻撃し、数千人を殺害し、約100万人を難民化させています。
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