中国とロシアが、条件なしでの米核合意復帰を強調
3月 23, 2021 17:52 Asia/Tokyo
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中国とロシア
中国・ロシア両国の外相が、アメリカが条件を付けずに核合意に復帰し、イランに対する一方的な制裁を解除するよう求めました。
中国のCGTNのウェブサイトによりますと、中国を訪問していたロシアのラブロフ外相は、同国の王毅外相との会談において、核合意を中心とした国際的な重要問題について話し合いました。
王毅外相とラブロフ外相は、「米国は一刻も早く前提条件を付けずに核合意に復帰し、イランに対する一方的な制裁を解除しなければならない」と説明しました。
ラブロフ外相は、「中国とロシアは、米国の圧力や弾圧に対抗し、共通の利益の保護、安定の維持、国際的協力に向けて、互いに努力しなければならない」としました。
同外相は、4日間の日程で中国を訪問しています。
一方、IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長は、スペインの新聞エル・パイスとのインタビューで、「核合意参加国はできるだけ速やかに外交ルートを開き、イランが同意した3ヵ月の猶予を、同合意の維持に向けて活用しなければならない」と述べました。
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