4月 05, 2021 17:44 Asia/Tokyo
  • 中国の空母「遼寧」
    中国の空母「遼寧」

中国海軍が、地域に駐留する米海軍に対抗し、自国の空母「遼寧」が率いる戦隊を太平洋へ向かわせました。

日本の防衛省統合幕僚監部は4日日曜、中国の空母「遼寧」を含む艦艇6隻が、日本の重要な海上ルートを通り、太平洋へ向かったことを発表しました。

統幕部は、これらの艦艇は長崎県の五島列島沖合に浮かぶ男女群島の南西約470kmの海域で確認され、その後、沖縄本島と宮古島の間の海域を南下して太平洋へ向かったとしました。

空母「遼寧」がこの海域を通過したのは昨年4月以来となります。中国は、 アメリカとオーストラリアの海軍が東太平洋で演習を行った数日後にこの動きを見せました。

この背景には、アメリカが日本、インド、オーストラリアと協力してインド洋や太平洋での海上軍事演習を増加させていることがあります。

オースティン米国防長官のインド訪問に続き、アメリカの原子力空母「セオドア・ルーズベルト」の艦隊は先月28・29日、インド空軍・海軍とともにインド洋で多面的共同作戦を行いました。

 

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