パキスタン首相、「中国との関係縮小狙う米の圧力には屈しない」
6月 30, 2021 15:34 Asia/Tokyo
パキスタンのイムラン・カーン首相が、「わが国は、中国との関係縮小を狙う米国の圧力に屈することはない」と強調しました。
イルナー通信によりますと、カーン首相は、パキスタンと中国の関係に対するアメリカの圧力政策を明らかにし、パキスタンは中国を支援するアプローチを取るつもりであるとして、「わが国は、中国との関係縮小を狙う米国や西側の圧力に屈することはない」と述べました。
同首相は29日火曜、中国国際テレビの生放送番組において、「パキスタンと中国の関係は非常に深く、70年の歴史がある。我々は、外国の圧力を気にすることは全くない」としました。
この数日カーン首相は、パキスタン国内での軍事基地の獲得を口実に自国の影響力を浸透させようとするアメリカのあらゆる工作に対し、強い態度を取り続けていますが、この番組ではさらに続けて、「二国の関係はいかなる圧力や出来事の影響も受けず、それが変わることは決してない」と強調しました。
パキスタン政府関係者は、アメリカと中国の緊張増加に常に懸念を表明しており、トランプ米前大統領の任期が終わりバイデン新大統領が就任した後も、この二大大国の仲を取り持つことを提案しています。
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