アフガン戦争での勝者は民間請負企業
1月 02, 2022 22:05 Asia/Tokyo
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軍事装備
アメリカの新聞ウォールストリートジャーナルが、同国によるアフガニスタンでの20年間にわたる戦争で、民間の請負業者が数千億ドルもの利益を得ていたことを明らかにしました。
ウォールストリートジャーナルは最新の記事において、20年間に及んだアメリカの対アフガン戦争を「失敗した」とし、「この戦争での本当の勝者は民間の請負業者だ」と報じています。
この記事にはまた、「中央アジア・キルギスでコーヒーショップを経営していた米カリフォルニアのビジネスマンが、アフガンで燃料貿易を開始し、数十億ドルを稼いだ」とされています。
さらに、「武器製造業者から起業家までが、アフガンでの戦争により恩恵を受け、莫大な利益を享受してきた」と報じられています。
この報道によりますと、2001年の9.11テロ攻撃、そして米国主導のアフガン侵攻や軍事協定により、米国防総省の支出は14兆ドルに達し、アフガンとイラクでの戦争が続く中、このドル箱市場にとってのチャンスが生まれました。
米ブラウン大学の方角研究者と専門家のグループが「米国の隠された影響」を明らかにするために行った、戦争費用プロジェクトに関する調査結果によりますと、その資金の3分の1から2分の1は請負業者に支払われ、ロッキードマーティン社、ボーイング社、ジェネラルダイナミクス、レイセオンテクノロジーズ、ノースロップグラマンを含む5つの防衛企業の収益は2.1兆ドル近くでした。
米国とその同盟国は、アフガンに侵攻・占領し、同国にテロ、戦争、暴力、情勢不安の拡大、そして数万人もの人々の殺害という負の遺産を残したまま、撤退しました。
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