北朝鮮紙「今年は特別に重要で意義深い年」、節目の記念日に大規模行事か

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が４日火曜付の記事で、２０２２年は「わが党と人民にとって特別に重要で意義深い年」だと報じました。

韓国・ヨンハプ通信がソウルから伝えたところによりますと、労働新聞はさらに、今年が故キム・イルソン主席の生誕１１０年、故キム・ジョンイル総書記の生誕８０年に当たることを踏まえ、「意義深い今年を革命的大慶事の年として輝かせることは、偉大なる首領様の子孫、偉大なる将軍様の戦士、弟子たちであるわが人民の本分だ」と指摘したということです。

北朝鮮では５年、１０年の節目の記念日が特に重視されるため、今年は故キム・イルソン主席の生誕１１０年（４月１５日）、故キム・ジョンイル総書記の生誕８０年（２月１６日）に合わせて例年よりも大規模な記念行事を行う可能性もあります。

北朝鮮がキム・ジョンウン朝鮮労働党総書記について、故キム・イルソン主席から３代続く「白頭血統」の正当性を連日強調し、結束を図っていることからも、先代の節目の生誕記念日を一段と際立たせるとみられます。

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