パキスタン首相が辞任
4月 04, 2022 16:46 Asia/Tokyo
パキスタン政府が声明を出し、現職のイムラン・カーン首相の辞任を発表しました。
カーン首相はこれに先立ち、ウクライナ戦争後のロシアに対する立場表明を理由に、アメリカ側から警告を受け、解任をほのめかされたことを明らかにしています。
パキスタン政府の声明では、「大統領によるパキスタン議会の解散の結果、イムラン・カーン氏は、パキスタン・イスラム共和国の憲法に従い2022年4月3日にパキスタン首相を辞任した」とされています。
複数の地元メディアによりますと、まだ暫定首相のポストには誰も指名されていないということです。
野党によるカーン首相不信任案がパキスタン議会で却下された後、カーン首相はアルビ・パキスタン大統領に対し、議会解散による総選挙の実施を求めました。