韓国軍、「北朝鮮が短距離弾道ミサイル8発発射」
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北朝鮮が短距離弾道ミサイル8発発射
韓国軍が、北朝鮮が新たに日本海(韓国側名称;東海)に向けて短距離弾道ミサイルを発射したことを明らかにしました。
韓国ヨンハプ通信がソウルから伝えたところによりますと、韓国軍合同参謀本部は5日日曜、北朝鮮が現地時間の同日午前9時8分ごろから9時43分ごろにかけて、首都ピョンヤンの順安などから朝鮮半島東の東海上にSRBM短距離弾道ミサイル8発を発射したと明らかにしました。
8発をほぼ一度に発射するのは事実上初めてで、韓国など複数のターゲットへの攻撃能力の誇示、また韓米共同訓練に対する反発とも見られています。ミサイルを発射した場所は順安付近の数カ所とされ、軍当局はミサイルの飛距離や高度などを分析しています。
北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは韓国のユン・ソクヨル政権発足後3回目で、今年に入ってからは早くも18回目となります。
韓国軍合同参謀本部は「軍は追加発射に備え、監視と警戒を強化するとともに韓米の緊密な連携の下、万全の対応態勢を維持している」と明らかにしました。
また韓国の大統領室は北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、キム・ソンハン国家安保室長主宰のNSC国家安全保障会議常任委員会を開催しています。
昨今の北朝鮮の動向から、北朝鮮が核実験を実施するのではないかとの懸念が高まっています。
アメリカを初めとする西側諸国、および北朝鮮の近隣国である日本と韓国は常に、北朝鮮による弾道ミサイル・核実験を懸念しています。
一方、日本の報道各社によりますと、岸防衛大臣は、日本時間の5日午前11時すぎ、防衛省で記者団に対し、北朝鮮が5日午前9時台に、複数の地点から、弾道ミサイルを少なくとも6発発射し、いずれも落下したのは北朝鮮東側の日本海で、日本のEEZ排他的経済水域の外側と推定されることを明らかにしました。
そのうえで「特に今回のように、少なくとも、短時間で、3か所以上から、極めて多い発数は異例とも言える。一連の北朝鮮の行動は、わが国や地域、国際社会の平和と安定を脅かすものであり断じて許すことはできない。関連する国連安保理決議に違反するものであり、強く非難する」と述べています。
なお、日本政府は、北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて抗議しました。

