駐イラン日本大使、「日・イ議員団は適切に相互協力」
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日・イ友好議員連盟議長と日本大使
駐イラン日本大使が、両国間の議会の協力拡大を求めました。
イルナー通信によりますと、相川 一俊・駐イラン日本大使は1日水曜夜、イラン・日本友好議員連盟のルーホッラー・モタファッケルアーザード議長および、イラン国会役員団のメンバーらと会談し、「日本は、両国間関係を深めるための国会議員どうしの交流を歓迎し、支持する」と語りました。
相川大使はまた、パレスチナ支持という日本の立場に触れ、「シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃を即時停止させるためには、即時に措置を講じガザ地区住民に人道支援を送付する下地が整えられる必要がある」と述べています。
一方、モタファッケルアーザード議長もこの会談で、「イスラエルという子供殺し政権の犯罪に世界が沈黙を決め込んでいることは恥である」としました。
さらに、イランと日本の適切なレベルの協力について言及し、「第三国、特にアメリカの干渉によっても日・イ関係を破壊することはできず、両国関係の強化に果たす両国の国会議員団の役割も重要である」と語りました。
また、ガザ地区に対する日本の人道援助を高く評価するとともに、「ガザでイスラエルが引き起こした犯罪の規模は容認できないものであり、イスラエルによる犯罪やパレスチナ人虐殺に対し国際社会が沈黙しても、占領に対するパレスチナ人の抵抗の正当性はなくならない」としています。
ガザ地区の住宅地に対するイスラエルの残忍な攻撃は4週目に突入しています。パレスチナ保健省の発表によれば、これまでに約9000人のパレスチナ人が殉教し、その半数は防衛手段を持たない抑圧された子供たちが占めています。