ロシア大統領、「イランとの二国関係は戦略的なもの」
9月 14, 2024 17:45 Asia/Tokyo
ロシア大統領、「イランとの二国関係は戦略的なもの」プーチン・ロシア大統領が、自国とイランとの二国間関係を戦略的なものであり拡大途中だとしました。
イスナ―通信によりますと、プーチン大統領は、ロシア・サンクトペテルブルクで行われた経済新興国グループ・BRICSのメンバー国安全保障高官会合の傍ら、アフマディヤーン・イラン国家安全保障最高評議会書記と会談し、「イランとロシアの関係はあらゆる分野で拡大している。両国の固い意志は、協力の深化・拡大に基づいて堅固になったのであり、両国関係は、イラン主導の努力のおかげで発展している」と語りました。
また、経済、科学技術、石油・エネルギー、輸送、平和目的の原子力協力の分野におけるイラン・ロシア間の交流が拡大傾向にあることを指摘しながら、「両国は、二国間関係のほかに、BRICS、SCO上海協力機構、EEUユーラシア連合といった組織的な形でも広範な協力を行っている」と述べています。
さらに、ロシアとイランの優先的プロジェクトの一つとして南北輸送回廊の拡大を挙げ、「ロシアとしては、様々な分野での対イラン協力を決意しており、ペゼシュキヤーン・イラン大統領のモスクワ訪問及び戦略的協定の締結を待ち望んでいる」としました。
一方、アフマディヤーン書記はイランでの新政権発足に言及し、「わが国とロシアの二国間関係発展を目指すアプローチは、ペゼシュキヤーン政権でも継続される」と語っています。
同書記はまた、二国間レベルでのイラン・ロシア関係発展に関わる最新の状況と、国際機関における両国の協力について説明しました。
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