8月 21, 2022 17:35 Asia/Tokyo

イラン北西部タブリーズにある63本の柱を持つモスクは、ガージャール朝期(1789~1925年)のイラン建築・芸術の傑作です。このモスクは常に観光客の注目の的になっています。

国際通信イランプレスによりますと、イランや他のイスラム諸国にあるモスクは、文化、信仰、教育などの分野において特別な地位を有しています。

モスクは常に、信仰行為や話し合い、慈善事業の実施などの場としてイスラム教徒らに注目され、このことはイランでも常に重要性を持っています。

モスクはこうした使われ方の他にも、それぞれの国の建築様式で知られており、観光客の注目の的となっています。

きょう21日は、世界モスク・デーです。

モスクはイスラム世界の鼓動する心臓であり、イスラム初期から現在まで、信仰行為、政治・文化・教育活動など数々の方法で利用され、イスラム諸国にとって最も中心的な信仰資産です。

イラン北西部タブリーズにある世界最大の屋根付きバザールは、イラン・イスラム式建築で建てられた複数の美しいモスクを持つ、数少ない場所のひとつです。

このバザールにあるモスクはどれも、イラン式建築の粋を集め、様々なデザインで設計されています。その中で最も美しいと言えるのが、ハサン・パーデシャーモスク、63本の柱のモスク、ジャーメ・モスク、マクバレ・モスク、イパクチラル・モスク、サーデギーイェ・モスクなどです。

タブリーズのバザールには30のモスクがありますが、そのうちの一部は700年以上の歴史ああります。これらのモスクの建設時期は、イルハン朝、白羊朝、サファヴィー朝、ガージャール朝にまたがります。

これらのモスクが建てられてから長い時が経ちましたが、今でもここのバザール商人は、礼拝の時間になると仕事の手を止めてモスクに向かい、また様々な方法で貧しい人たちへの支援も施します。

 


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