イラン外務省報道官、「英国とEUに新たに制裁を行使」
(last modified Mon, 12 Dec 2022 10:59:55 GMT )
12月 12, 2022 19:59 Asia/Tokyo

キャンアーニー・イラン外務省報道官が、同国としてイギリスとEUに対し新たに制裁を行使することを明らかにし、「我々は、利権獲得のための政治的圧力の影響を受けることはない」と語りました。

イルナー通信によりますと、キャンアーニー報道官は12日月曜、定例記者会見において「我々はEUとイギリスの一部の機関や人物に対して、新たに制裁を行使するだろう」と述べています。

また、「わが国は、これらの国々の誤った非建設的な行動を阻止するための、自らの可能性と法的権利の行使を躊躇せず、非建設的な行動に対しては当意即妙に行動する」としました。

さらに、一部のペルシャ語メディアによる挑発・干渉的な情報発信に関しても、「これらのメディアの本部の受け入れというイギリス政府の責任は否定できず、そのような犯罪が国内で行われている国として、英国政府には法的責任があり、イラン国民に対して説明責任を負うべきだ」と語りました。

また、中国とサウジアラビアの共同声明に関しても、「イランは、ペルシャ湾岸協力会議の第43回首脳会合の最終声明に盛り込まれた根拠のない対イラン疑惑を非難するとともに、イランの核計画に関連する問題については、この声明の内容を否定する」と述べています。

キャンアーニー報道官によりますと、イラン政府側は、ペルシャ湾に浮かぶブームーサー島、大トンブ島、小トンブ島のイラン領3島に関する主張を、イランの内政・領土への干渉であると考えています。

 


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