駐イラン中国大使が、ホルモズガーン州知事と会談
12月 22, 2022 17:08 Asia/Tokyo
駐イラン中国大使の常華氏が、イラン南部ホルモズガーン州のメフディー・ドゥースティー知事と会談しました。
華大使は21日水曜、新たに中国領事館が開設されたホルモズガーン州バンダルアッバースを訪れ、同州のドゥースティー知事と会談しました。
IRIB通信によりますと、ドゥースティー知事はこの会談で、「我々は、中国が我々にとって厳しい日々にあっても支えてくれる友人であると考えている。両国は互いの重要な利益を擁護しており、イランは常に、中国の領土一体性を支持してきた。中国に対しても、同様の支持を我々に行ってくれるよう期待している」と述べました。
その上で、「中国は友人ではあるが、イラン国民やホルモズガーン州の住民は、(イラン領であるペルシア湾上の三島に関する)最近の中国の表明について、埋め合わせを望んでいる」としました。
また、バンダルアッバースで中国領事館が開設されたことを評価するとし、同館の活動を確実に支援していくと表明しました。
これに対し華大使も、「バンダルアッバースは中国でもよく知られている。中国領事館の開設は両国の関係強化にとって重要な一歩だ」とし、「多くの中国企業・船舶がバンダルアッバースで活動しており、領事館の存在は、経済協力、観光、ビザ発給、貿易拡大の面で、極めて重要な役割を果たす」と述べました。
そして、ドゥースティー知事が両国関係を高く評価したことに謝意を示し、「中国は断固として、イランの領土保全にむけた努力を支持する」としました。
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