イラン大学教授らが、米での同姓婚の法制化を非難

イランの大学教授らが声明を発表し、アメリカでの同性婚の法制化を非難しました。

 バイデン米大統領は、ホワイトハウスで開催された式典において、民主・共和両党の一部メンバーが参列する中、同国での同性愛者同士の婚姻を支持する法案に調印し、法制化しました。

「結婚尊重法案」と呼ばれるこの法は、アメリカの一部の宗教団体の反対に直面しています。

イラン大学教授らは声明の中で、アメリカでの同姓婚法制化について警告し、「このアメリカの行動は、同国社会での家族という概念を完全に封印することに等しい」とし、「バイデン米大統領のこの行動は倫理、教育、人間的な価値観を捻じ曲げるための新たな歩みである」と表明しています。

またこの声明では、「家族、教育、モラルを破壊する大きな力をもつこうした逸脱行為が絶大的な政治的・法的支持を得ており、国際社会からの反対の声が上がらないのは誠に驚くべきことである」とされています。

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