駐イラン日本大使、「チャーバハール港湾は良い投資対象」
(last modified Wed, 01 Mar 2023 06:22:57 GMT )
3月 01, 2023 15:22 Asia/Tokyo

相川一俊・駐イラン日本国特命全権大使が、「イラン南東部チャーバハール港湾は世界の様々な地域へアクセスが可能な港湾都市である」とし、「ここには投資や観光面での良好な可能性が存在する」と語りました。

イラン南東部スィースターン・バルーチェスターン州にあるチャーバハール港湾は、マクラーン海およびインド洋につながる、国内で唯一外洋に面した港です。

同港湾はまた、アフガニスタンやトルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、キルギス、カザフスタンといった海を持たない中央アジアの内陸国にとって国際海域にアクセスする最短ルートであり、戦略的意義を持つことから、これらの国々には特に重要視されています。

UNDP国連開発計画の駐イラン代表とともにチャーバハールを訪問した相川大使は28日火曜、イルナー通信とのインタビューにおいてチャーバハールの観光面での高い可能性を賞賛し、「この地域にある主要な魅力ある場所には、メッリーヒー山脈、ピンク色の(リパール)湖、海岸地帯などが挙げられる」と語りました。

さらに、「チャーバハールは、海上ルートを通じて世界各地とつながっており、観光さらには投資にとっても素晴らしい可能性を持つ」と述べました。

そして、日本人は食文化や生活様式の面で近いこうした地域を好むとし、「チャーバハールの人々の暮らしは、海に面した地域に住み海産物を食べているなど、日本人の生活様式と似たところがある。また、この地域の人々の穏やかな気質も日本人に似通う」と語っています。

 


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