駐日イラン新大使にサアーダト氏

新しい駐日イラン大使にペイマーン・サアーダト氏が任命されました。

サアーダト氏をはじめ計１０カ国に新たに赴任する大使らは１日水曜、赴任先への出発を前にイランのライースィー大統領と会談しました。

ライースィー大統領はこの会談で、威厳、英知、便宜方策の３原則に基づく各国との最大限の関係強化を政権の外交政策と位置づけました。

ライースィー大統領は各大使らに向けて、「イランの経済力の強化は行政の最重要課題である。諸君も貿易・経済関係の発展を優先課題に据えてほしい」と語りました。

ラフマーニー・モヴァッヘド前駐日イラン大使の後任として今回新たに駐日大使に任命されたサアーダト氏は、これまでに駐ベルギー大使、外相補佐官、外務省欧州局長を歴任しました。

おととし８月に発足した第１３期政権の外交政策は、アジアや西側の大国とのバランスのとれた関係構築を掲げ、外交政策における西側偏重を正そうとしています。

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