イラン・ロシア両外相が会談；金融協力拡大を中心に協議

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とロシアのラブロフ外相が、同国モスクワにおいて南北輸送回廊や金融分野での協力について話し合い、両国の関係がプラスの方向へ拡大しつつあると評価しました。

シリア問題を議題とした四か国外相会議は10日水曜、ロシアを議長としてイラン、ロシア、トルコ、シリアの外相が出席して行われました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は同日、さらにラブロフ外相とも会談しました。

この会談では、特に経済･通商分野をはじめとしたイランとロシアの全面的な関係拡大方法について議論され、意見が交わされました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、シリア問題の政治的解決に向けて両国が緊密な協力を行っていることに満足しているとしながら、「シリアに関する四か国外相会議がモスクワで開催されたことは、この協力のもたらした成果である」と述べました。

両外相はまた、南北輸送回廊や金融分野での協力を両国の経済・通商協力拡大や関係深化にとって重要なものであるとしました。

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