イラン港湾海事局、「イラン経由のインド・ロシア間物流は1000万トンの輸送量」
8月 13, 2023 17:15 Asia/Tokyo
イラン港湾海事局のエスラーミー港湾部次長が、同国を経由するインド・ロシア間のトランジット輸送ルートには約1000万トンの物資を運ぶ能力があるとしました。
イランでは、第13期政権の開発計画が実施されたことで、イラン暦1402年末(西暦2024年3月20日)までに、国内諸港湾の輸送能力が年間2億8000万トンに増加すると見込まれています。
イスナー通信によりますと、エスラーミー次長は、「イランを経由するインド・ロシア間のトランジット輸送ルートは、現時点で約1000万トンの物資を運ぶ能力がある」と述べました。
続けて、「ロシア・モスクワとインド・ボンベイを結ぶルートにおいて、イラン企業は水陸を通じ商品を運ぶことができる」としました。
また、「イラン暦1402年の始まり(2023年3月21日)からこれまでに、8200万トンの物資が(イランの)港で荷揚げ・荷降ろしされた。これは、イラン暦1401年の同時期と比較して5パーセント増加している」と説明しました。