イラン司法府人権本部書記、「パレスチナ人に対するイスラエルの行動は大量虐殺と戦争犯罪」
10月 15, 2023 19:23 Asia/Tokyo
イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記が、パレスチナの人々に対してシオニスト政権イスラエルが取っている行動は、大量虐殺および戦争犯罪になるとしました。
ガリーブアーバーディー書記はテレビ番組において、パレスチナの人々に対するシオニスト政権イスラエルの行動や脅迫は、大量虐殺、戦争犯罪、人道上の犯罪にあたるとしながら、「パレスチナ人は、国際法に基づく正当な自己防衛権を持つ」と指摘しました。
続けて、「シオニスト政権による占領・侵略開始から70年以上が経った現在、(パレスチナ)難民は約700万人に上っている」としました。
また、「これまでに、圧政にさらされた罪のない10万人以上のパレスチナ人が殉教しており、さらに数十万人以上が負傷している。ガザやその他のシオニスト政権に占領されているパレスチナ領土も、繰り返し完全封鎖され、同政権により燃料、食料、電力、水の供給・搬入が禁じられてきた」と説明しました。
さらに、「多くの西側諸国が、被害を受けているのはパレスチナではなくシオニスト政権であるというイメージを作ろうと画策している」と強調しました。
その上で、「食料や水の遮断、民族浄化、身体的殺傷行為は、大量虐殺という犯罪である」としました。