イラン外相とハマス政治局長が電話会談
12月 09, 2023 16:19 Asia/Tokyo
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イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は8日夕方、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長と電話会談し、最新のパレスチナ情勢やイスラエル軍によるガザ攻撃について話し合いました。
イルナー通信によりますと、この会談でアミールアブドッラーヒヤーン外相はハニヤ氏に対し、イランや他のイスラム諸国・アラブ諸国がパレスチナを支持し、シオニスト政権イスラエルを非難し、同政権によるガザやヨルダン川西岸での大量虐殺をとめるため、あらゆる外交手段を尽くしていると伝えました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相はまた、国連のグテーレス事務総長が国連憲章99条にもとづき安保理に行動を要請するという50年ぶりの措置に踏み切ったことにも触れ、これを評価しました。
また、7日にロシアを訪れたイランのライースィー大統領と プーチン大統領との会談でもガザ情勢が取り上げられたとし、両首脳の間で重要なやり取りが交わされたと明かしました。
これに対しハマスのハニヤ政治局長は、イランの揺るぎないパレスチナ支持および外交努力に謝意を表明し、依然としてイスラエルによる戦争犯罪や民間人の大量虐殺が続いていることを説明しました。
ハニヤ氏は、「神の助けにより、シオニストらによる犯罪と占領が終わるまで、抵抗は続けられるだろう」と述べました。
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