1月 15, 2024 18:15 Asia/Tokyo
  • イラク議会のモフセン・アル・マンダラウィー(Mohsen Al-Mandalawi)副議長
    イラク議会のモフセン・アル・マンダラウィー(Mohsen Al-Mandalawi)副議長

イラク議会が、同国領土からの外国軍撤収決議は最終的なものであり、これが変更されることはないと、改めて強調しました。

ファールス通信によりますと、イラク議会のモフセン・アル・マンダラウィー(Mohsen Al-Mandalawi)副議長は、「我が国での外国軍駐留を終わらせるというイラク議会の決議は、イラクの政府および国民が承認した確固たる決定であり、これが変更されることはない」と述べました。

続けて、「我が国の首相に対し、この決議を実施に移すよう要請した」としました。

イラン・イスラム革命防衛隊ゴッヅ部隊のソレイマーニー司令官は2020年1月、 イラク当局の公式招待により同国を訪問中、同国首都バグダッドの空港付近で、テロリストたるアメリカ侵略軍の無人機攻撃を受け、同行するイラク民兵組織ハシャドアルシャビのアブーマハディー・アルムハンディス副司令官ほか8人とともに殉教しました。

イラク議会はこれを受けた決議によって、自国領土から外国軍を撤収させてアメリカとの安全保障協定を破棄するよう、政府に対し求めました。

しかしアメリカは、イラク政府が自国からの米軍撤収を求めているにもかかわらず、同国から撤収する計画はないとしています。

一方、イラクのスーダーニー首相は、先日バグダッドで行われたソレイマーニー司令官およびアルムハンディス副司令官の殉教4周年に合わせた式典で、「我々が取る断固とした立場は、イラクにおける国際有志連合の駐留を正当化する理由はすでになく、その駐留は終わらせるべきというものである」と述べています。

 


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