2月 28, 2024 22:08 Asia/Tokyo
  • イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、「イランの敵は、国民が選挙に大々的に参加することを恐れている」と語りました。

イランの国会に相当するイスラム評議会の第12期選挙および、最指導者選出・監視を担う専門家会議の第6期選挙の投票が、来たる3月1日金曜にイラン全国で一斉に実施されます。

ハーメネイー師は28日、今回の選挙で初めて有権者となった18歳の若者や殉教者遺族らと面会し、「国民が大々的に選挙に参加することは、国家の力を示すものであり、国家の安全を保証し、敵を失望させるものでもある」と語りました。

その上で、「大半の欧州諸国、シオニスト政権、資本家や巨大企業は様々な思惑でイラン問題を注視している。彼らは何よりもイラン国民が選挙に参加することを恐れている」と述べました。

ハーメネイー師はまた、ガザ情勢を「イスラム世界の根本問題」と位置づけ、「ガザ問題はイスラムを世界に知らしめた。イスラムおよび宗教的要因が、シオニスト政権による爆撃や虐殺に抵抗する民衆の力になっていることを明らかにした」と述べました。

そして、「ガザで起きていることは、西側の文化・文明の真実を世界に示した。西側の文化から育った政治家らは、シオニスト政権によるジェノサイドを認めようとすらしない。それどころか、様々な弁解をしながらも、実際には安保理決議案に拒否権を行使するなどして、戦争犯罪を止めようとしない」と述べました。

また、米空軍兵のアーロン・ブッシュネルさんがシオニスト政権によるジェノサイドに抗議し焼身自殺したことに触れ、「アメリカの反人道的な政策やその腐敗した文化を暴く最たるものだ」とし、「西側文化で生まれ育った彼のような人物でさえ、その文化の醜悪さを理解した」と述べました。

 


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