7月 24, 2024 16:01 Asia/Tokyo
  • イランで学ぶ留学生が参加しての第2回文化・スポーツ五輪
    イランで学ぶ留学生が参加しての第2回文化・スポーツ五輪

イラン北西部ガズヴィーンのイマーム・ホメイニー国際大学で、同国で学ぶ留学生を対象とした第2回文化・スポーツオリンピックが開催されました。

パールストゥデイによりますと、イラン全土の48の大学から50か国の留学生が参加する今回の大会は、古式体操のパフォーマンスと聖火の点灯で幕を開けました。イランで学ぶ留学生たちは、フットサル、バレーボール、バスケットボール、バドミントン、卓球、チェス、陸上、水泳、ダーツ、フィットネスの10の競技でしのぎを削ることになります。

イランのダーダーシュプール科学・研究・技術次官はこの祭典の開会式において、「イランは世界全体に見ても国際大学の重点地になるだろう」と述べました。

続けて、イラン北部マーザンダラーン大学で開催された第1回大会について触れ、「前大会の参加者人数は約250人だったが、第2回となる今年は1100人の留学生が参加登録し、本日23日の競技には約600人が参加する。このことは、イランの諸大学でこの大会が根付いたことを示している」としました。

また、科学・研究・技術省が行う他の行事について、「近く南部シーラーズで留学生の合同卒業式が開催されるほか、テヘランのイマーム・ホメイニー集団礼拝場(通称:モサッラー)では、100か国の関係者を招待してイランの各国際大学の教育の特色を紹介するイベントが行われる予定だ」と説明しました。

 

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開会式ではさらに、イマーム・ホメイニー国際大学のガーセムザーデ学長も、「スポーツ外交は、文化的・政治的・社会的能力の活用と、平和・安定の強化および国家間平等の文化の促進につながる」と述べました。

イランは制裁を受けているにもかかわらず、世界の知識生産の2%のシェアを占めており、これはイスラム諸国の間で首位となっています。先日発表されたオランダ・ライデン大学のCWTS科学技術研究センターによる2024年世界大学ランキングでは、イスラム諸国から164校がランクインしましたが、そのうち46校はイランの大学であり、同諸国中最多となりました。

 

 


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