イラン国連代表本部「イスラエルへの報復はイランの自衛権」「ガザ停戦とは無関係」
8月 10, 2024 19:48 Asia/Tokyo
イラン国連代表本部は声明を発表し、イスラエルによるハマス・ハニヤ氏暗殺は「イランの安全保障と主権の侵害」であるとし、「イランの正当な自衛権は、ガザ停戦の有無とは関係ない」としました。
【ParsTodayイラン】イラン国連代表本部は7日に出した声明の中で、「イランによる対イスラエル報復の延期の可能性」「米・イラン間のやり取り」といった各メディアからの質問に回答しました。
このうち、イスラエルとハマスによるガザ停戦交渉が取り沙汰される中で、イランがイスラエルへの報復を延期する可能性があるかという質問には、「恒久的な停戦はイランが求めていたことでもある。ハマスが受け入れる合意は、イランにとっても受け入れられるものだ。しかし、イランが正当な自衛権を有することは、停戦成立の可否とは何の関係もない」としました。
同時に、「イランによる報復は、停戦に打撃を与えない時期・方法で行われるだろう」とも付け加えました。
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また、米側とのやり取りについては、「イランと米国の間では、常に直接・間接のやり取りがなされてきた。その詳細については明らかにしないというのが、双方の意向だ」としました。
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