イランが、磁器とセラミックの生産でそれぞれ世界2位と5位に
9月 14, 2024 14:20 Asia/Tokyo
ICCIMAイラン商工・産業・鉱山・農業会議所のメンバーが、磁器とセラミックの生産でイランが世界第2位と第5位になっていることを明らかにしました。
パールストゥデイによりますと、ICCIMAメンバーのゲサーイー氏は、「イランにおける磁器の生産量は、8つの生産拠点が操業を開始したことにより年間5万トンに達し、世界で2番目の生産国となっている。イランは近代的磁器産業で50年の歴史を持っている」と述べました。
続けて、「イランは、1971年時点では、3つの生産拠点で3000トンの磁器を生産するのみだったが、イスラム革命勝利を経た現在は、計25の生産拠点で5万トンの磁器が生産できるようになった」と説明しました。
さらに、イランが年間700万~800万ドル相当の磁器を輸出していることに触れ、「イランの磁器製造業界は最新の技術を用いており、それが品質向上および生産量増加につながっている」と指摘しました。
一方、「世界第1位の磁器生産国は中国である」と付け加えました。
また、タイルなどのセラミックの生産拠点も10拠点から140拠点に増加したとして、「イランのセラミック産業は、近年に入って20倍に増加し、現在では年間4億5000万平方メートルを生産し、世界第5位の生産国となっている」と述べました。
そして、「イランの陶器・セラミック産業には1万年の歴史があり、世界のどこにも見られないようなイスラム文化の美しさを持つ製品がある」としました。
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