イラン最高指導者、ハマス政治局長の殉教を受け談話
10月 19, 2024 16:48 Asia/Tokyo
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、ハマス政治局長ヤヒヤ・シンワル氏を勇気ある聖戦士として賞賛し、「抵抗戦線は過去にもその幹部らの殉教により進軍を止めなかったのと同様、今回のシンワル氏の殉教でも一切立ち止まることはないだろう」とする談話を発表しました。
【ParsTodayイラン】ハーメネイー師はシンワル氏を称賛するとともに、地域の誇りある若者やイスラム教徒の諸国民に向けた談話において、「英雄的な聖戦士ヤヒヤ・シンワル司令官は、抵抗と闘争の輝かしい人物であり、残忍で侵略的な敵に対し鋼のような決意をもって立ち向かい、思慮と勇気をもって敵に平手打ちを食らわせた。彼は、10月7日という(敵にとって)回復不能な打撃をこの地域の歴史に刻み、栄誉と誇りを持って殉教者の昇天に向け旅だった」としました。
そして、「シンワル氏のように強奪的で圧政的な敵との戦いに生涯を捧げてきた人物にとって、殉教以外にふさわしい最期はない」と述べました。
ハーメイー師はまた、
「シンワル氏を失ったことは抵抗戦線にとって痛手ではある。しかし、この戦線はシェイフ・アフメド・ヤシン氏、ファトヒ・シャガキ氏、ランティスィ氏、イスマイル・ハニヤ氏などの傑出した人物の殉教によっても前進を止めなかった。シンワル氏が殉教しても一切立ち止まることはない。ハマスは生きており、これからも生き続けるだろう」
と述べました。
ハマス政治局長だったヤヒヤ・シンワル氏は16日、ガザ南部ラファ市内でイスラエル占領軍との戦闘中に殉教しました。