イラン最高指導者顧問「イスラム的背景を持つトルコが米とシオニストの罠に陥るとは予想せず」
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イラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の国際問題担当顧問を務めるアリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏が、シリアにおける最近のテロリストの騒乱に言及し、「残念ながら、トルコは米国とシオニスト政権イスラエルの手中にある道具に成り下がってしまった」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
12月 07, 2024 16:50 Asia/Tokyo
  • イラン最高指導者顧問「イスラム的背景を持つトルコが米とシオニストの罠に陥るとは予想せず」
    イラン最高指導者顧問「イスラム的背景を持つトルコが米とシオニストの罠に陥るとは予想せず」

イラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の国際問題担当顧問を務めるアリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏が、シリアにおける最近のテロリストの騒乱に言及し、「残念ながら、トルコは米国とシオニスト政権イスラエルの手中にある道具に成り下がってしまった」と語りました。

【ParsTodayイラン】ヴェラーヤティー顧問は、最近のシリア騒乱にトルコが関与していることに触れ、「トルコ国民は過激主義のない敬虔なイスラム教徒であって、イスラムに多大な貢献をしてきた諸国民の一つであり、それに対する評価は別である」と述べた上で、「情報・外交政策の分野で経験豊富なフィダン外相がこうした問題を解決してくれるよう期待している」としました。

1980年代から90年代半ばにかけてイラン外相を歴任したヴェラーヤティー氏は、「イスラム教における長い歴史を持ち、数多くの偉人や偉大な神秘主義者を擁するトルコがアメリカとシオニストによって掘られた落とし穴に嵌るとは思いもしなかった」と語りました。

また、「シリアに対する最近のテロ攻撃は、西側メディアと国際的な有力国により事前に仕組まれた行動である」とし、「そうした勢力は事実を真逆に偽装している。それは、以前はイスラエルがレバノン戦争に勝利したなどと西側の世論向けに吹聴し、今ではシリアのテロ組織タハリール・アル・シャームが間もなく同国のアサド合法政権を転覆させるだろうと主張しているからだ」と述べました。

ヴェラーヤティー氏は最後に、「アメリカ、イスラエル、そしてアラブ諸国および非アラブ圏の両方の地域諸国は、イランが最後までシリア政府を支援していくことを熟知すべきだ」と強調しました。

 

 


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