イランと世界のニュース
欧州諸国がウクライナに2万5000人を派兵へ/南アが原子力分野でイラン・ロシアと協力へ
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欧州諸国がウクライナに2万5000人を派兵へ
イラン外相は「我が国は最大限の圧力と脅迫の下では交渉しない」と語りました。
【ParsToday国際】この特集記事ではイランと世界の最も重要なニュースとして、ファジル国際音楽祭におけるイランとアルメニアの合同演奏、欧州諸国が兵力計2万5000人をウクライナに派遣へ、南アフリカが原子力分野でイラン・ロシアとの協力用意、対イラン制裁解除交渉の最新状況、モロッコがイスラエル運輸相の訪問に反対などを取り上げます。
アジア;中国がパレスチナを支援
中国の王毅外相はパレスチナ問題の外交的解決を求めるとともに、「ガザの人道危機を可及的速やかに終結させ、同地区のパレスチナ人に人道支援を提供する必要がある」と語りました。
北米;米で相次ぐ航空機事故
カナダの複数のメディアによりますと、米ミネソタ州ミネアポリスからカナダ・トロントへ向かっていたデルタ航空機がトロント・ピアソン国際空港への着陸に失敗し、滑走路で上下逆さまに反転しました。この事故で18人が負傷しました。
ヨーロッパ;欧州諸国がウクライナに2万5000人を派兵へ
ウクライナ戦争終結をめぐる米露両国の協議がサウジアラビアで開催されるのを前に、米紙ワシントン・ポストは、欧州諸国がウクライナに2万5000人から3万人の軍隊を派遣する計画であると報じました。
イラン;圧力と脅迫の下での協議に「ノー」
イラン外相がスーダン外相との記者会見で、「イラン国民は敬意を持って話しかければ、同様な言葉で応じる」とし、「我が国民は最大限の圧力と脅迫の下では協議しない」としました。
アフリカ;南アが原子力分野でイラン・ロシアと協力する意向示す
南アフリカのマンタシェ鉱物資源・石油大臣が「我が国は原子力分野におけるイランおよびロシアとの協力に関する提案と計画を歓迎する」と述べました。アフリカ唯一の原子力発電所であるコバーグ原発を運営する南アフリカは、経済分野での支障となっている停電への対処、および温室効果ガスの排出削減を目的に、自国の発電能力を新たに2500メガワット追加することを計画しています。
文化・音楽;ファジル国際音楽祭でイランとアルメニアの音楽の調べが融合
イランで開催されているファジル国際音楽祭でレオン・タヴァニアン氏とアールメン・アサトゥリアン氏による合同演奏後、駐イラン・アルメニア大使グリゴール・ハコビアン氏は「この音楽祭はアルメニアのミュージシャンにとって、イラン音楽とともにアルメニアの郷土音楽と民俗音楽の例を素晴らしく美しい形で披露する機会を生み出した」と語りました。
イスラエル;モロッコがイスラエル運輸相の訪問に反対
モロッコの社会活動家らが、今月18日から20日にかけ同国で予定されている世界道路安全会議にイスラエルのミリ・レジェブ運輸交通安全相が出席予定となっていることに抗議する声明を出しました。この活動家らは「国内で活動するすべての政党が、モロッコ領内にイスラエル閣僚が足を踏み入れることをモロッコ国民への侮辱および、感情を逆なでする行動と見なしている」とし、司法当局に対しレジェブ氏に対する必要な法的措置を取るよう要請しました。