イラン外務次官、6カ国の制裁解除を批判
イランのアラーグチー外務次官が、制裁解除における6カ国の行動を批判し、相手側は、制裁を紙の上だけで解除しているが、これはイラン国民のたった一つの要求ではなかったとしました。
IRIB通信によりますと、アラーグチー次官は、17日日曜、テヘランで開催された、核合意から1周年の記者会見で、この1年の合意に対する一部の誤解を説明し、「制裁の解除はイランにとって非常に重要であり、間違いなく、協議の目的のひとつだった」と語りました。
また、イランは、西側に対する要求を忘れないとし、「この1年、約束違反が行われたが、12年に渡り、イラン国民に対して圧制的な制裁が加えられ、そうした厳しい制裁や日々の脅迫に対する国民の抵抗は、たった一つのスローガンを支えにしていたことを忘れてはならない。そのスローガンとは、“核エネルギーはイランの明らかな権利”だ」と語りました。
さらに、核の明らかな権利を認めさせるためのイラン国民の何百万回もの叫びに触れ、「イランの人々は、この間、この権利を確定させようとしてきた。そして今、尋ねたいのは、核協議と核合意で、その権利が確定されたのか否かということだ」と述べました。
アラーグチー次官は、この権利は、核合意の中で完全に実現されたとし、「現在、世界の6つの大国、国際社会、国連安保理が、イラン国民の核エネルギー保有の権利を認めている」と述べました。
また、核に関連した安保理の対イラン制裁解除の決議に触れ、「今日、核エネルギーと、15年の計画によってIAEA国際原子力機関に提示されたその今後の産業面での展望が明らかになっている」と語りました。
さらに、「イランは、核産業をその全ての側面によって保持することになり、制裁は解除され、世界はイラン国民の核の権利の実現のスローガンを尊重している」と強調しました。
アラーグチー次官は、「核エネルギーの権利の承認は、もはや国民のスローガンの優先事項ではない。今日、社会の良心は、このスローガンの実現を認めているが、それは制裁に関する別の要求の追求を否定するものではない」と述べました。